2016/11/23 UPDATED
Category:台湾関連情報
【相思相愛?!】日本・台湾間で渡航者数が増加中!
日台間渡航者数
昨今台湾が旅行先として人気を博しております。日本旅行業協会(JATA)の調査では、年末年始の旅行人気ランキングで台湾が1位になるほどの人気ぶりです。一方で、台湾から日本を訪れる方も非常に増えており、2015年時点の訪日台湾人数は、韓国・中国と肩を並べるまで至りました。
このページでは主に国土交通省観光庁、日本政府観光局、觀光局行政資訊系統の資料を参考に、具体的な日台間の渡航者数を紐解いてみたいと思います。
日本から台湾への渡航者
2015年の日本から台湾への渡航者は、約163万人です。2015年の訪台者の全体数は1044万人強なので、台湾を訪れた人のうち16%が日本人です。また日本人訪台者数のうち約40%が女性であることも大きな特徴です。1621万人なので、日本人海外渡航者数のうち10人に1人は台湾へ渡航しております。
リピート率も高く、日本人訪台者のうち50%がリピーターです。台湾について、再訪に値する魅力を感じている方が多くいるようですね。斯く言う筆者も台湾の虜になったうちの一人です。
台湾から日本への渡航者
2015年の訪日台湾人数は、約367万人です。台湾の2015年時点における人口は2349万ですので、なんとの全人口の約7人1人が2015年に日本を訪れた計算になります。
日本と台湾は2011年にオープンスカイ協定を締結し、大幅な航空の自由化を進め、LCCの拡大も後押ししました。平均所得(約月収15万)がそれほど高くない中でも、好きな日本に安く行ける機会が拡大したことが、訪日の大きな要因となっているようです。また台湾/日本間は、東京(羽田&成田)、大阪、名古屋などの主要都市だけでなく、多くの地方都市との直行便があり、様々な都市へのアクセスが充実しています。
またリピート率が高いことも特徴で、平成27年度消費者庁による消費動向調査によれば78.7%の方がリピーターとのことです。さらに訪日が4回目以上のリピーターが全体の48.7%と約半数にも上り、日本へ強い愛着を持った方が多いと考えられます。
まとめ
台湾は親日の方が多い国です。日本から見ても、台湾は治安が良く、素敵な観光地や食べ物があり、魅力的に感じていることがわかります。まさに日本と台湾は「相思相愛」の関係といっても過言ではないでしょう。
昨今友好関係を活かし、台湾へ進出する日本企業が多くあります。実際台湾へ行くと、街中にある日本ブランドの多さに驚くことでしょう。特に食品や化粧品はかなり日本化が進んでおり、安全性と質の高さで台湾人から人気がある商品が多々あります。
この時代の波に乗り遅れないよう、是非一度台湾進出をご検討してみてはいかがでしょうか。
Rayirisの台湾向けサービス:台湾進出支援